核融合を考える友の会

福島原発事故以降、安全で環境に優しい次世代エネルギーが求められるようになってきました。核融合と聞くと核の文字が付く事から危険と言うイメージをされる方々が多いですが、核融合の必要性、安全性を訴え核融合について皆さんに考えてもらいたいと思い、この度、「核融合を考える友の会」ブログを立ち上げる事にしました。

考えよう 私達とエネルギー

 エネルギーは、遠くは宇宙の果てから近くは私達の体の中まで、動くもの、光るもの、変化するもの、伝わるものなど、すべてに関わっています。私たち動物が体温を維持しながら活動できるのは、体内で起こる燃焼という化学反応で生じるエネルギーのおかげです。そして、その燃料は私たちが食べる植物や動物などから合成されます。

 植物が地中の栄養と空気中の炭酸ガスを採

り入れて光合成により成長できるのは、太陽エネルギーのおかげです。動植物から細胞やウイルスに至るまで、生物のエネルギー源をたどっていきますと、多くは太陽エネルギーに行き着きます。その太陽エネルギーは、太陽の核融合反応によって出てくるのです。

 人類は火を使うようになって以来、いつでもどこでも」エネルギーを手に入れて利用できる技術を発展させてきました。今では大量のエネルギーを生産し、電気やガスなどの形で送電線やパイプラインで遠方に届ける技術も確率しています。人類は宇宙空間も含めて、あらゆる場所でエネルギーを利用するようになったのです。

 その結果、私たちの生活は大量のエネルギーがなければ成り立たなくなってしまいました。2003年の夏、ニューヨークで起きた大停電では、交通機関が麻痺し、通信が途絶し、冷蔵庫の中の食物が腐ってしまうなど、大混乱がおこりました。

 エネルギー利用によって心配や問題も出てきました。エネルギー源が枯渇するのではないかという心配はその一つです。また、エネルギーを生産し、使い、燃料を輸送し、廃棄物を処分する過程で、生物が棲む環境を壊すのではないかという問題もあります。エネルギーに関わるこれらの問題を解決するために、いろいろな研究開発が行われています。核融合エネルギーの研究開発は私たちの未来のエネルギー問題の解決を目指して行われてます。

核融合科学研究所の重水素実験を全面支持します。

皆さんGWはいかがお過ごしでしょうか?

我々の福島では多くの方々が震災の被災地を訪れ、悲惨さをしっかりと見て頂きました。

少しでも多くの方々に震災の悲惨さ、原発事故の恐ろしさを知って頂きければと思ってます。

さて私はGWの平日に当たる5月2日に岐阜県土岐市に有る核融合科学研究所と言う所へ見学にいきました。この研究所の最大の特徴はLHDと言う実験装置で日本独自の技術で作られたヘリカル方式のプラズマの実験装置です。

さて、この実験装置では3年後から重水素実験がスタートし、核融合発電に必要な実験が行われるそうです。

順調に行けば今の子供達が40~50歳になる頃には実用化出来るそうです。そして現原発と違って都市部近郊への建設が可能になるとの事です。つまり東京23区や大阪市などの都市部に核融合発電所の建設が可能になると言う事です。

そして、見学の最後に研究所の先生に福島の現状と原発の恐ろしさを訴え、核融合の早期実現をお願いしました。

核融合を考える友の会」では今回の見学を通して核融合科学研究所の研究を全面的に支持して行きたいと考えてます。

はじめまして、福島原発以降、世の中は脱原発へと向かってますが、エネルギーに乏しい日本、自然エネルギーなど次世代エネルギーの技術進化は目覚しいものはありますが、自然エネルギーだけでは日本のエネルギー全てを賄う事は出来ません。核融合は脱原発の最有力候補の一つです。二度と福島をくり返さない為に安全な核融合の早期実現を訴える為、「核融合を考える友の会」では核融合推奨運動を展開してまいります。頑張りますのでよろしくお願いします。